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解釈(清書):christmas morgue
以前上げた「解釈:christmas morgue」の清書です。
先に演劇テレプシコーラを上げたかったんですが、文章力的な問題でこちらが先になりました。


以前、冒頭の[あれから3年後]を「演劇テレプシコーラから3年後」としていましたが、大百科での書き込みを見る限り、どうやら過去曲の続編という事ではなさそうですね。

なのでこの解釈でも「演劇テレプシコーラ」の続編という事ではなく、「演劇テレプシコーラ」の二人と似た境遇の二人・或いは件の二人が歩みうる数ある未来の中の一つという解釈でいます。

だってやっぱり「演劇テレプシコーラ」はハッピーエンドでいて欲しいもの!(←



と言うわけで、相変わらず演劇テレプシコーラの流れを汲んだものとなっていますが、興味のある方はお付き合いくださると嬉しいです。


Christmas Morgue
http://nico.ms/sm12960023
presented byハチ


[]…歌詞
()、→ …注釈
――…解釈本文(意訳)



解釈要約(テーマ)
―――――――――――――――――――
世界中でお互いしか理解し合えない価値観を抱いて、いつか皆と解り合える日が来る事を願いながら、二人の世界で生きていく。
その先に待つのは孤立であり、それは人としての死・成長の終わりを意味するけれど、彼は気付かず(或いは気付きながらも)歩き続けている。
私たちを誰かが理解する日なんて来ない。私は知りながらも一緒に歩く。「いつか春は来るよ」と嘘を吐きながら。迷いながら。

後に奇跡の人と呼ばれる彼の人が、異端の中生まれた日
私は、このまま彼と死に逝く(歩き続ける) 事を決めた。


(孤立を死、誰とも心を触れ合わせられない道を進む二人を死体、と見立てて、その二人が居る状況・歩いている道をモルグ(死体置き場)としているのかな、という解釈で)






[あれから3年後]
―――――――――――――――――――
君と歩みはじめて3年後。


[もしも二人の姿が これ程まで]
[歪じゃない 有り触れた何かなら]
[これ程素敵な雪も無かったでしょう]
[これ程愛し合うことも無かったでしょう]
―――――――――――――――――――
もしも二人の価値観や物事の見え方がこんなにも歪なものでなく、他の人とあまり変わりのないものだったなら、
こんなにもお互いを近くに感じる事は無かったし
君と過ごす季節がこれ程までに愛しく輝く事も無かったでしょう。


[秘密にしよう これからの事]
[疲れ果てた 祈り]
(祈り→アネモネが咲く=春が来る=皆とも解りあえる日が来る、という祈り)
―――――――――――――――――――
貴方には秘密にしよう。これから二人が辿る道の、その先を。

祈ることに もう疲れてしまったから。

(→祈ることをやめてアネモネが咲く日はこないことを受け入れるかわりに、二人の「この先」に気付いていない貴方には、二人の未来を秘密にしておこう)



[君と笑う 痛みなんてないままに]
[小さな街は まだ幼く]
[「今にみなよ アネモネが咲くだろう」]
[埋まりながら 嘘をついた]
―――――――――――――――――――
君と笑う 自分を騙すことなく。
二人で築き始めた『世界』はまだ始まったばかりで、二人きりの孤独に戸惑うことなんてないままにいられているから。

「今にきっと、私たちだけじゃなくなる。皆とも解り合える日が来るよ」
歪な思想の波や、増していく周りとの距離感に埋もれながら 私は嘘をついた。



[足跡だけが二人を追い越していく]
[ベロニカはモルグの門を叩く]
(足跡→成長の軌跡。転じて人生を重ねる事で得られる価値観や哲学)
(ベロニカ→処刑場に赴くイエスにハンカチを手渡した女性)

[折れた傘を振りながら何も言えず]
[繋いだ左手も解けずにいる]
(傘→雨から身を守るもの。転じて哲学や思想。→悲しい出来事も捉え方一つで乗り越えられるように、また、思考を凝らす事で整理を付けて次に行けるように、降りかかる様々な事物を自身の哲学や思想でもってして飲み込み受け入れていく様から。↑の足跡からくるものとは「自分の中に築きあげられていく哲学」と「施行される哲学」という意味でその立ち位置・ニュアンスが若干違う)
―――――――――――――――――――
誰とも触れ合わない私たちは変化も成長もなく、その哲学だけが肥大していく。
以前に仲のよかった友だちが心配して「私たちの傍に帰っておいでよ」と閉ざした心を叩いてくれるけど

役に立たない価値観を持て余しながら、帰るとも帰らないとも答えられず
君と繋いだ手をほどく事も出来ずにいる。

(役に立たない→そもそもの価値観が違い過ぎるので例えば誰かと衝突する事があっても理解し合えなかったり、降りかかる問題や悩みに対して自分が出した答えが周りと違い過ぎて結局どうにもならない、という意味で)
(友だちが~→死を「孤立」、処刑場を「孤立していく未来」とすると、ベロニカは「孤立していく二人を案じる存在」ととれるかなと思い。ここでは私の好みで友だちとしたけど、家族や先生とかでもいいんじゃないかと)


[見えないまま 足跡を追う]
(足跡を追う→哲学に殉じて生きる)
[祈りを蹂躙した]
―――――――――――――――――――
行く先も見えないまま 二人の世界を加速させた。
「今にきっと皆とも解り合える」
そんな祈りとは裏腹に。


あぁ。


何処へ行こう? 何処へでも行けるでしょう
いつだってここは世界の果て
「今にみなよ アネモネが咲くだろう」
メリークリスマス もう二度と
帰らない
(世界の果て→孤立した二人にはしがらみなんてなく、だけどそえはとても孤独で絶望的なまでに寂しい事)
―――――――――――――――――――
「何処へ行こう?」
何処へでも行けるでしょう
私たちは自由で、私たちは孤独なのだから。

「今にきっと、僕たちだけじゃなくなる。皆とも解り合える日が来るだろう」

キリストが生まれた日 私は君の傍に居続ける事を決めた。
(→モルグから帰らない事を決めた)



もしも二人の姿が…
―――――――――――――――――――
もしも二人が互いにただ一人の理解者でなければ…





この解釈は。誰からの影響も受けない人は誰にも影響を及ぼす事は出来なくて、誰にも影響を与えず誰からも影響を受けず、ってのはそれはもう『生きてない』ってのと同義じゃなかろうか。という考え方の元に出来上がっております。

拍手[7回]

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【2011/03/29 15:19 】 | 解釈 | 有り難いご意見(1)
<<解釈(清書):演劇テレプシコーラ | ホーム | 解釈:clock lock works>>
有り難いご意見
無題
私的には、この曲は「persona alice」の続編的な感じがしました。
動画中でミクは一度も目を開けていないし、彼の姿が真っ黒。(見えないからわからない)でもつないだ手だけは分かる。
という感じで。
【2012/12/26 01:15】| | 梅宮 #51165e42a8 [ 編集 ]
Re:無題
お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
コメントありがとうございます。ようこそいらっしゃいませ。

なるほど。確かに最後に視力を失ったアリスと、この曲の動画でのミクと彼の描かれ方には共通するものを感じますね。
この曲ではあまり他の方の解釈を探していなかったので、Persona aliceの続編的なものだとするとアネモネや祈りがどういう解釈になるのか気になってきました。
aliceとmorgueの間で何かあったのかな、とか、色々と想像すると楽しみが尽きません。
少し探してみようと思います。
ありがとうございました。
【2013/02/24 13:34】


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